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トップとNo.2に必要な対話の力

THE CLIENT INFO
企業名 株式会社 DENKO
代表者 代表取締役 松永英丈 様
事業内容 情報通信機器、防犯機器の販売・施工・保守
ネットワーク構築
セキュリティ構築
Webサイト http://denko-net.holy.jp/

インタビュアー:水越ユカ (フラップスプラン株式会社のカスタマーサクセス担当。富山県出身。)

エネルギーの高いトップとクレバーで能力の高いNo.2。
一見、最高の組み合わせでありながら、長年のパートナーシップで徐々に関係性が複雑になっていってしまう。それはまるで熟年夫婦のような「言わなくてもわかってくれ」V S「言われなくても分かってるけど、言葉にしてほしい」そんな感情が湧き上がるもの。

今回は、素晴らしいパートナーシップの再構築に臨んだDENKO様のお二人にインタビューさせていただきました。

目次

Q.お二人の出会いは?

インタビュアー水越:
改めましてよろしくお願いします!

松永さん:よろしくお願いします。

藤本さん:よろしくお願いします。

水:研修終わって少し経ちますが、お二人の関係性はその後いかがですか?

(笑)大丈夫ですよ。

水:よかったです(笑)
良好じゃないと今日の企画意味ないですからね。(笑)

藤:確かに。(笑)

松:しっかりコミュニケーションとってます。(笑)

代表取締役 松永英丈 様

水:まず改めて教えていただきたいのですが、お二人の出会いは?

松:出会いは前職でした。たまたま自分が先に入社したので当時から上司でした。

藤:そうですね。今と同業(通信機器営業)だったんですが、出会ってからもう20年来の付き合いとなりましたね。

松:当時、私が28歳で藤本さんが31歳だったね。

Q.当時のお互いの第一印象はどうでしたか?

松:生意気でしたね。(笑)

藤:そうでしたね。(笑)

松:上司の自分に「なんでここを改善しないんですか?」と言ってきたんですよね。
生意気だなと思ったけどそこが素晴らしいなと思ったんです。
すごく物知りで仕事ができる頼れる存在でした。

水:藤本さんはどう思われていました?

藤:違う世界の人だなと思いました。
自分は根が暗いので・・・(笑)すごく太陽のような存在でした。

水:暗かったんですか?今はそんなふうに感じないですけど。

藤:暗かったというか、、暗かったですね。どちらかというと数字が全て。
数字のためなら上辺の感情で人と付き合える。みたいな。

松:そうだったね。

藤:だから、独立するとき声をかけてもらったときも、自分と全く真逆のこの人となら一緒に楽しく働けそうと思いました。

取締役部長 藤本中元 様

Q.独立企業後は?

松:当時はまあ必死ですからね。藤本さんにはとにかく売ってこい!と。

藤:そうですね。拾ってもらった御恩もありますし、とにかく数字を立てなきゃという思いでした。

水:そこから少しずつメンバーが増えていったんですよね?

松:そうですね。仲間が増えてきたんですけど、当時のことを振り返ってもらうと、振り返りたくない。って言われましたね。(笑)

藤:そうですか?確かにきつい時もありましたけど。僕個人としては自由にやらせてもらってましたんで。感謝しかないですよ。

水:トップ2人がいて、下に入るとなかなか追いつけなくて苦しいという思いになるんですよね。ものすごくわかります。

藤:でも、確かにその辺りから社長(松永)との対話が少なくなっていったかもしれません。

松:私が元々、口下手だしね。

藤:何をすればいいか。は、明確なので指示を仰がずとにかくそれをやる。できてないとプレッシャーと罪悪感がある感じ。

だから私自身が頑張って売ってなんとかする。決してチームでの戦いではなく、個人として戦っていたという印象です。

松:うまいこというね。

当時を思い出しながらお話しされる松永様

Q.ワンネス経営研修中に起きた変化について

水:そして2年前ぐらいから変化し始めたんですよね?

松:そうですね。チーム戦にしようと、人を採用してメンバーが増えました。

藤:増えましたね~。でもそもそも教育なんてしたことがないので最初はしんどかったですね。

水:どんなところがしんどかったですか?

藤:何を褒めたらいいかわからないんですよ(笑)それぐらいできて当たり前だろうと。

松:僕がそうやってきちゃったからだわな。(苦笑)

藤:いやいや。僕も体験がなかったんですよね。

水:そんな時に私たちにお声かけいただいてワンネス研修がスタートしましたが、どんな変化がありました?

松:まずは、みんなで集まって話す機会がなかったから、それだけでも価値があったよね。

藤:私は共通言語が増えたことがすごくよかったです。

水:チームのコミュニケーションは変化してきましたか?

藤:いま1番仲がいいです。注意するときも上から叱るではなく、お互いに声を掛け合うようになりました。恐怖でコントロールするんじゃなくて、共に成長する感じです。

松:どうしても営業会社はそういう仕事の仕方になっていくよね。

藤:そうなんですよ。仕事が辛い、おもしろくない。と心が荒んでいく感じだったのが、みんなが自分自身の想いが会社の雰囲気を作っているって気がついたんですよね。

松:あとダイアリーもよかった。

藤:コメント盛り上がりましたね~!あれでお互いが毎日何してるのか?どう思ってるのか?っていう相互理解につながったと思います。

水:確かに。どこの会社さんより盛り上がってましたよ。(笑)

藤:お!やったぁ!

喜ばれている藤本様がとても素敵で印象的でした。

Q.二人の関係性について

水:では、もう一歩踏み込んで。お二人の関係性の変化についてはいかがですか?

松:もっと話さないといけないなと感じたかな。

藤:そうですね。自分なりに結論を出してから、といつもやってましたが、もっと相談したいなと思いました。

水:最終回のスピーチの中で松永社長が経営に、藤本さんがマネジメントに専念する。という役割分担についても話されていましたよね。

藤:そうですね。今まで僕が逃げてきたんですよね。だからこそ、会社の理念、社長の想いを理解した上で社員たちが同じ方向を向きながら、それぞれが幸せになれる方法を模索しながら一緒にやっていきたい。と今、思えるようになりました。

Q.今後のVISIONを教えてください

藤:大会社の社長にしたいです。

水:いいですね~。素敵です。松永社長いかがですか?

松:会社の理念を実現していきたいです。今までは、実は顧客満足よりも社員満足しか考えてなかったんです。

だからこそ、ちゃんと「社会の役に立つこと」を心がけたいです。しっかり、お客様に満足してもらうために新しい商品、サービスの模索と社員教育をおこなっていきたいと考えています。

水:素敵です!本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

編集後記

松永社長は会議の合間に、そして藤本さんは営業車の中から、お忙しい中インタビューを受けていただきました。

研修が終わってから少し時間が経ちますが、お2人の関係はもちろん、チームの雰囲気も今1番仲が良いとお聞きし、とても嬉しく思いました。

短いインタビューの中でも「こうやって話す時間って大事だね」とお互いに対話の大切さを再確認されている様子がとても印象的で、改めてお2人の信頼関係がチームを作っているのだと感じました。

社員数30人になったら再受講のご依頼のお約束!楽しみにお待ちしております!

ありがとうございました。

社員の皆さんにもワンネス経営研修のご感想をいただいています。

是非合わせてご覧ください!

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ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。
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